〔071〕羽束山 (524m)

兵庫県三田市

2009年08月30日


兵庫100山に戻る

ウィキペディアより
三田市の中心部東方に存在する。山頂には羽束神社があり、室町時代以前は、この地域で盛んであった丹波修験道の霊場の一つであった。山頂付近の展望台からは360°近い展望が楽しめる。 登山道は、三田駅から神姫バスにて、木器停留所もしくは香下停留所から登るのが一般的である。
有馬富士と組合わせて
  今回歩いた限りでは、羽束山は香下寺からの往復で充分と感じた。
羽束山だけでは物足りないので、直ぐ隣の有馬富士と組合わせて登り、それぞれの山容を見るのが面白いと思う。
標高差:234m
Road Map :新三田から県道570号線、68号線を東進し、有馬富士CCを過ぎた辺りに香下寺への道がある。
Route Map:香下寺の駐車場を基点に羽束山、宰相ヶ岳を周回する。
兵庫100山
登り:30分、下り1時間00分(宰相ヶ岳経由)、コースタイム:1時間37分
羽束山は大岩岳から、有馬富士から見ていたのでいつかは登ってみたいと思っていた。
はづかやま
(写真は宰相ヶ岳)
13時52分、駐車場横の登山口より歩き始める。
登山口となる香下寺には広い駐車場とトイレがある。
登山道は参道であり、石積の階段で整備されていた。雑木が生茂り展望は無い。
直ぐに ”八王子神社”に着き、ここで舗装路は終わる。
16分で ”六丁峠”に着く。
11分程登ると ”八丁”の石碑があったので、もう八丁か
と思ったが、ここでは山頂側が一丁になる逆パターンの様であった。
ここまでまったく展望の得られない道であったが、
”六丁峠”から少し上に展望の得られる箇所があった。
知らない低山ばかりで同定出来ず。
”六丁峠”からは羽束三山の一郭 ”甚五郎山”(413m)
に行く道があることを知ったのは帰宅してからだった。
”山頂まであと450m”の地点前後では結構きつい
登りとなるが、階段が整備されているので歩き易い。
小さくジグを切って登っていく。 宗教色が強く、大木の向こうに ”毘沙門天”の祠があった。
観音堂への分岐に着くが、迷わず展望台に向かう。
分岐から程なく、広い境内のある ”羽束神社”に出る。
山頂表示が無く、どこが山頂か判らない。
取り合えず展望台に向かう。
”羽束神社”の南側が開けており、ここを ”展望台”と称し
ているようだ。 展望が得られるのは南面の180°の範囲。
西側の近くに標高374mの ”有馬富士”見えていた。
低山ではあるが、ピラミダルな山容が目立っていた。
遠く ”六甲山”までが見えているはずであるが、霞が酷く、同定出来ていない。
ネットでも見ることがある竹棒の先っちょのワッパは何を意味しているのだろう。
山頂を北側に進むと ”観音堂”に出た。 この左手から
”宰相ヶ岳”側に下りる道があり、下山はこの道を選ぶ。
こちらの登山道は自然道で小さな岩峰もあり、展望はないものの雰囲気が良い。 急峻な斜面なので登りに使う
にはきついかも知れない。
11分下って下山道の予定だった最鞍部に着くが、
薮っぽい道だったので ”宰相ヶ岳”に登ることにした。
”羽束山”から23分で ”宰相ヶ岳”(501m)に着くが、
360°展望無し、そのまま通り過ぎる。
少し進むと展望の得られる箇所があったが、
ここから見えるのは ”羽束山”だけだった。
”羽束山”は立派な薮山だった。 (嫌味です)
38分で大きな溜池に着く。 池全体が薮に覆われており、
写真すら撮れない状態であった。
薮道を緩やかに下り、下部の溜池を過ぎると林道に
飛び出た。 ここには ”香下寺”の駐車場を示す標識が
あり、これが無ければ右左のどちらに進めばよいのか
判らなくなるところだった。
林道は ”香下寺”上の為池で終わっていた。
堰堤を下りて駐車場に戻る。
はっきりは判らないが ”タカサゴユリ”だと思う。 花はこれ以外は見掛けなかった。